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"鏡開き"って何?
結婚式などのお祝い事や、新たな出発や区切りの際に、健康や幸福などを祈願し、その成就を願って酒樽のフタを開くことを鏡開きといいます。竣工式や、有名人の結婚式などでも、鏡開きをしている場面がよくテレビで放送されますので、ご覧になられた方も多いことでしょう。鏡開きは、主に、結婚披露宴や祝賀会などのセレモニーに行われますが、その他、竣工式、決起大会からご家庭の誕生日会、結婚記念日、ホームパーティーなど、様々な場面で行うことができます。
鏡開きの由来は?
鏡開きの由来は、正月行事の一つ、「鏡割り」にあります。正月に供えた鏡餅を下げ、吸い物や汁粉にして食べることを鏡割りといいます。昔は1月20日に行われましたが、現在では1月11日の仕事始めに行うのが一般的となっています。一方、酒屋では、酒樽の上フタのことを「鏡」と呼んでおり、酒樽のフタを割って開くことを「鏡割り」といいました。最近では、めでたい席で使われることが多いことから、「鏡割り」ではなく、縁起の良い「鏡開き」という言葉が使われるようになっています。
鏡開きに必要なものは?
酒樽(菰樽)、鏡蓋、木槌、竹尺が必要です。
当社では、これらをセットにしてお届けしています。
では、菰樽って何?何て読むの?
菰(こも)=藁でできたゴザのようなもの。樽に巻くのに用いる。
樽(たる)=酒・醤油などを運搬・貯蔵するための容器。桶にフタをつけたもの。
菰樽とは、菰で包んだ酒樽のことです。「菰樽」と書いて「こもだる」と読みます。
主に、4斗(約72リットル)入りの大きな酒樽に菰を巻いたものを菰樽といい、小さいサイズのものは、菰冠(こもかぶり)といいます。鏡開きには、菰樽が使用されます。
菰樽の歴史は?いつできたの?
遠く江戸時代、酒の名所(灘・伏見)から、江戸へ酒を輸送するのに、樽に酒を入れ、船に乗せて運んでいました。これを樽回船といいますが、船が揺れたとき、樽と樽がぶつかって傷がついてはいけない。そこで、樽を保護するために、樽に菰を巻いていました。これが菰樽の始まりです。当初は菰で巻いた簡単なものだったのですが、時代とともに、菰には清酒蔵元の商標の文字が書かれるようになり、次第に派手な図柄と色彩になっていきました。